NEWS

ビールと発泡酒の違いとは?

ビールと発泡酒の違いとは?

こんにちは、メイクラフトです。7月も中旬になりましたが、先日近くの公園から蝉の鳴き声が聞こえてきました。いよいよ夏が始まる そんな気配を感じました。体力が消耗しやすい季節ですので、くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。さて、前回は「土用の丑の日に飲みたいビール」というテーマで、土用の丑の日におすすめしたいビールをご紹介しました。さて、今回は「ビールと発泡酒の違いとは?」と題して、ビールの定義についてお届けしたいと思います。 普段、缶や瓶ビールのラベルを見ると味はビールなのに発泡酒?と思われた経験があるかもいれません。発泡酒については大手ビールが長らく商品開発に力を入れてきたこともあり、新ジャンル(第3のビール)としてご存じの方も多いかと思います。具体的にビールと発泡酒は何が違うのか?と疑問に持つ方も少なくないと思います。この違いを説明するために、ビールが何からできているのか見ていきたいと思います。 ビールは水、麦芽、ホップ、酵母を主原料として作ります。そして日本の酒税法ではアルコール度数が20%未満の物で、①麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの、②「麦芽の重量が全体の50%以上であること」、③「指定された副原料については麦芽に対して5%未満まで使用可」と定められています。この③の指定された副原料が品目が2018年に拡大され、多種多様なそれまで発泡酒だった飲み物がビールに定義されるようになったのです。※麦芽比率も67%未満~50%未満に緩和されました。 副原料というのは、味の調整や香り付けを目的に使用することが多く、どのような副原料を使用するかで完成するビールの香りや味わいが変わります。副原料として認定されている分るは大まかに①果物類、②コリアンダーなど③ビールに香り又は味を付けるために使用する物としてハーブや香辛料などになります。詳細はこちらから確認できます。 これらの副原料をどの程度使用するかで、ビールと発泡酒に分かれます。つまり、本来のビールの定義から近ければビールで、かけ離れ過ぎると発泡酒になります。このビールと発泡酒は、それぞれに掛かる税金の割合も異なり、ビールの税金が発泡酒よりも高いことが、この20年間大手ビールメーカーは発泡酒の開発を推し進めました。しかし、2026年4月にかけて、ビール、発泡酒、新ジャンル(第3のビール)で異なっている税率は発泡性酒類として一本化を進めることになっており、今後税金の比率が同じになることから、市場ではビールの再開発が進んでいます。余談ですがチューハイも26年に増税されます。 2018年ビールの定義が拡大したことでビールの種類が増えました。これは世界的なクラフトビールの成長も少なからず影響していると思います。国際的にビールの醸造技術に遅れを取れまいと、酒税関係者も懸念していたのではないでしょうか。お酒は趣向品として人々に幸せをもたらすと同時に、国を支える貴重な税収源であると共に、日本独自の文化としての側面も持ち合わせています。世界的にはビールとして副原料の使用できる品目は国によって定義が異なりますが、例えばドイツでは副原料を一切使用すること認めない「ビール純粋令」という物があります。一方で、フルーティーな味のビールが多いベルビービールなどでは、許可されている副原料の品目が多いことも有名です。このように世界的にビールの多様性が広がりつつあるなかで、日本のビール産業も新たな段階に入る過渡期であると言えます。食材が豊かに日本においてビールについても独自の進化を遂げることで、国際的な競争にも勝てるビールが日本で造られています。そんな日本産のビールをこれからもご紹介できればと思っています。 ...

土用の丑の日の飲みたいビール

土用の丑の日に飲みたいビール

こんにちはメイクラフトです。先日のニュースで2022年上半期のビール大手4社の出荷量が前年比を上回ったようです。業務用のビールの出荷量が回復していることや、連日の猛暑が追い風になっているようです。レジャーシーズンが近づいています。ワクワクするようなビール情報をお届けできればと思っています。さて、前回は「ビールはなぜグラスで飲むべきか?」というテーマでした。クラフトビールを一層美味しく飲んで頂くために、グラスで飲むことのメリットをお伝えしました。さて、今回は土用の丑の日が近いこともあり「土用の丑の日に飲みたいビール」についてお送りします。 今年も土用の丑の日が近づいてきました。今年の夏の土用は7月20日~8月6日まで、さらに丑の日となると7月23日(土)と8月4日(木)の2日間になります。この土用というのは、簡単にご説明すると「季節の変わり目」を意味し、体調を崩しやすいこともあり、旬の物を食べて健康作りをしようというものです。夏の土用の丑の日は、うなぎを食べることが習慣化されていますが、以前は「う」がつく食べ物も食べられていたそうです。牛(牛肉)、馬(馬肉)、雲丹、うどん、梅干、瓜、ウインナーなどなど…。夏バテにならないように食べる事を考えると、どれも美味しそうです。一般的に土用の丑の日は夏の土用をさすことが多いかと思いますが、実は「立春・立夏・立秋・立冬」の前18日間をさし、夏以降ですと秋の土用は10月20日~11月6日になります。更に丑の日となると10月27日(木)になります。ちなみに秋の土用は「辰の日」に「た」のつく食べ物や青魚を食べると良いと言われています。今回は今年の夏の土用の丑の日に向けておすすめの山椒のビールをご紹介します。 現在、南は九州、北は北海道まで多くの和食や鰻専門店で、山椒ビールをお取扱いいただいています。鰻と山椒の親和性からも興味深く、かつ実際に食べ比べをしてみると味のペアリングとしても非常に相性がよく、多くのお客様にご満足いただいています。鰻をはじめ、牛肉、すき焼き、煮物など、しっかりとした味付けのお料理などに非常によく合います。この山椒のビールは岩手県一関市にある「世喜の一酒造」さんで醸造されており、その開発の経緯は社長さんが「日本らしいビールとは何か」という発想から誕生しました。山椒の香りとスパスの風味が豊かなビールです。海外でも人気が高く現在ではクラフトビールの本場アメリカを中心にシンガポール、台湾などにも輸出されています。外国人観光客が戻ってきた暁には、日本でも多くの外国人のお客様に日本らしいクラフトビールを楽しんでいただけたら嬉しく思います。 例年に比べて猛暑日が多くなる予想の2022年。土用の丑の日に美味しいお料理とビールはいかがでしょうか。季節の変わり目になりますので、くれぐれもお体には気を付けてお過ごしください。 飲食店様向け業務用の山椒ビールはこちらから 一般のお客様向け山椒ビールはこちらから 前回の記事「ビールはなぜグラスで飲むべきか?」はこちらから ...

なぜビールはグラスで飲むべきか

なぜビールはグラスで飲むべきか?

こんにちは、メイクラフトです。ビールが美味しい季節になってきました。7月に入ったばかりですが、蒸し暑い日が続き今年の夏は長くなる予感がします。週末に街に出ると、以前は当たり前だった人混みがとても新鮮に思います。さて、前回は「ビールの歴史」を3回に渡りお届けしました。今回は「なぜビールはグラスで飲むべきか?」と題し、グラスがビールに与える影響を見ていきたいと思います。 クラフトビールは、グラスに注いで飲むことをお薦めします。ワインと同様に様々な形状のグラスがビールのフレーバーを引き出します。ある醸造家はグラスがビールに与える影響を3つあげています。 1つ目は飲みやすさです。例えば低アルコールのビールやピルスナーのように味が軽めのビールを飲む時はジョッキグラスのような形状が適していますが、味が濃縮されたクラフトビールは広口の小さなグラスで飲むのに適しています。お客様にとって飲みやすいグラスでビール提供することは、クラフトビールの魅力を最大限引き出すために抑えておきたいポイントです。 2つ目は香りです。ビールは嗅覚で味わうとより一層美味しく感じます。ビールの香りは主にビールのトップ付近の泡に閉じ込められていて、広口のストレートのグラスだと香りが逃げてしまいます。それに比べチューリップ型のグラスだと香りを閉じ込めることで、飲む際にその香りを堪能することができます。それぞれのビールに合った適切なグラスを使用することで、本来のビールの香りを感じることができるのです。 3つ目は温度です。基本的にビールは冷え過ぎると風味が損なわれ、苦味や辛口と炭酸が強くなります。のど越しや炭酸を楽しむピルスナーを除けば、そこまで冷やし過ぎる事で得られるものはありません。クラフトビールは要冷蔵品が多く冷蔵庫から取り出して提供されるケースが多いと思います。温度調整によって味の変化を楽しめる形状や、飲み口のよさとのバランスを考えて選ばれたグラスは、ビールの美味しさを更に引き立たせます。クラフトビールは夏場は10℃前後、冬場は12℃前後がおすすめです。 日本は四季と地理的な関係で気温の年較差が大きい国です。そのため季節に応じてビールの温度帯を微妙に調整することで、クラフトビールの味わいを最大限引き出すことも大切です。個性的グラスで楽しむ色と香り、深い味わいとお料理との相性、多種多様な種類。そんなクラフトビールが、今年の夏も多くの人に楽しんでいただきたいと思います。 前回の記事「ビールの歴史について」はこちらから 業務用ビールグラスはこちらから ...

ビールの歴史について③

ビールの歴史について③

こんにちは、メイクラフトです。関東地方は今週梅雨明けをしました。過去最早の梅雨明けだったようです。6月にも関わらず連日の猛暑で体にこたえる日々が続いていますが、みなさんも熱中症にはくれぐれも気を付けてください。さて、前回は「ビールの歴史について②」のお話しをしました。産業革命時代のビール造りの機械化などを振り返りましたが、今回は「ビールの歴史について③」として、禁酒法時代から今日にいたるまでの「ビールの100年」を振り返っていきたいと思います。 産業革命によってビール造りが機械化されたことで、ビール市場が急速に拡大しました。この頃に醸造されていた多くのビールは、今日で飲まれているビールのアルコール度数より高かったそうです。アルコール市場が急速に拡大したことで、労働者がアルコール依存症になるケースが多発し、アメリカ政府はアルコール醸造と販売の規制に乗り出したのです。こうして1920年~1933年の13年間に渡りアメリカでは「禁酒法」の暗い時代がやってきます。 それまで数千あったビール醸造所の多くが廃業に追い込まれ、残りのビールメーカーは生き残りを掛けて、アルコール度数が1%未満の「ニアビール」というビールを造ったり、クッキーを作るための「麦芽シロップ」などを生産していました。この時代に広く普及した飲物の1つに「ジンジャエール」などがあります。禁酒法によりアルコール依存者を劇的に減らしたことに成功した一方で、ストレス増加による暴力犯罪の増加を引き起こしたとも言われています。実際には多くの人々がアルコールを求めてカナダやメキシコに行くようになったり、マフィアが違法なアルコール売上で莫大な利益を生みだしたいと、社会的な影響は計り知れませんでした。 この頃のビールが現代のビール産業にもたらした物の1つに「容器」があります。禁酒法以前のビールは樽での流通が一般的で、主に「サルーン」と言われる西部風のBARで提供されていました。ただし禁酒法の時代になると、サルーンでのアルコール提供は禁止されビールを密かに流通されるために「瓶」での取引されることが始まります。ちなみに今ではお馴染みの茶色の瓶は、紫外線などの有害な光からビールの劣化を防ぐために茶色のビール瓶は1912年にアメリカで初めて使用され、今では世界中でビール瓶に茶色の瓶が多く採用されています。 そして1930年代になるとアメリカでは缶ビールが登場し、更に市場規模を拡大していきます。1940年代には禁酒法以前の醸造量まで復活を遂げ、1960年第後半になるとアメリカでは初めて缶ビールが瓶ビールを上回ります。こうして絶え間ない成長をこの100年で遂げたビール産業は、21世紀に入るとビール市場は更に拡大し2022年に世界のビール市場規模は60兆円以上にまで達しました。現在、欧米を中心にこの日本でも、特に若い意欲的な飲用者の間で、従来のビールやラム酒とは異なるモダンなビールへの嗜好のシフトが進んでいて、このクラフトビールは世界中の人々を魅了しています。 全3回に渡り「ビールの歴史について」を振り返ってきましたが、人類が作った最も古い飲み物の1つビールは様々な歴史を経て現代に伝わってきている事が分かり、改めてビールの魅力を再認識することができました。今回は禁酒法時代以降の2つの世界大戦時のビールや、日本におけるビールの歴史については情報量が多いために割愛させて頂きましたが、また次回以降にお届けできたらと思っています。 前回の記事「ビールの歴史について②」はこちらから 業務用クラフトビール専門店 MAYCRAFTはこちらから ...

ビールの歴史②

ビールの歴史について②

こんにちは、メイクラフトです。雨模様の日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。最近はマスクをして人に会う事が日常になってしまいましたが、マスクをしていると相手の表情が分からないことが多いと思います。そんな時にさり気なくマスクを少しだけ外して顔を見てもらうことを心掛けています。そうすると相手の方も表情が見えて安心するかもしれません。さて、先週は「ビールの歴史について①」についてお話ししました。ビールの起源から修道院で作られるようになるまでをお話ししましたが、今回はその続き「ビールの歴史について②」として、16世紀から19世紀のビールを振り返ります。 紀元前から長年に渡り人々に親しまれてきたビールは、16世紀になるとドイツでビールの品質向上を目的に「ビール純粋令」という法令ができました。ビールが多くの地域で醸造されるようになる一方で、ビールと呼べないずさんなビール造りが横行していたドイツ。品質管理に課題を抱えていたのです。そこで時の公室が「ビール造りは大麦・ホップ・水のみを原料としなければならない」というルールを作り、更に1㍑あたりの価格制限も設けたのです。このビール純粋令はドイツ国内のみのルールでしたが、現存する食品に関する法律としては世界最古になります。今でもドイツで造られるビールの多くは、このビール純粋令に準じたビール造りをしています。 その後18世紀に起こった産業革命により、それまで手作業で造られていたビールが機械による醸造に変わっていきます。開発された蒸気機関によりビールの大量生産が可能になったのです。中でも大きかったことが温度計の発明と冷却器が登場し長期保存を可能にする低温殺菌法(パストリゼーション)が発明されたことです。簡単に説明する完成したビールの菌を60度程の温度帯で殺菌することで再発酵を防ぎ安定した品質のビールを長持ちさせる技術のことです。今日の飲料業界ではあたりまえになった技術ですが、牛乳や大手ビールは流通面から品質を一定に保つ必要性のあるために、この低温殺菌法を活用しています。そしてこの18世紀ごろに冷却器が誕生したおかげで広く普及することになったのが下面発酵ビール(ラガー)です。季節の気温によりビールの味が変わってしまうことから、それまでは一年を通じてビール造りができませんでした。そこでこの冷却器を使うことで、一年中安定したビールが造れるようになりました。 19世紀後半に入るとビール市場が更に拡大し、それまでの国内から海外に広く輸出され、その頃に日本にもビールが輸入されるようになりました。産業革命以降の食品業界の成長は著しく、巨大ビールメーカー1つにアンハイザー・ブッシュのちの「バドワイザー」や「ハイネケン」が誕生したのもこの頃です。ちなみにアメリカでは、あの「コカ・コーラ」やケチャップの「ハインツ」などもこの頃に誕生しました。18世紀~19世後半に起こった産業革命によって人々にもたらされた事の1つに食生活の変化です。それまでは昼食を食べるために人々は自宅に帰り食事をしていた文化が、家から遠く離れた工場で働くことになり、ランチパックや近くの売店で食事を購入するようになったのです。より食品に品質が求められる時代が訪れ、ビール造りも次の時代に突入してきます。 次回は20世紀初頭の禁酒法時代から今日にいたるまでの「ビールの100年」を振り返っていきたいと思います。次回につづく…… 前回の記事「ビールの歴史について①」はこちらから 業務用クラフトビール専門店 MAYCRAFTはこちらから ...

クラフトビールと歴史

ビールの歴史について①

こんにちはメイクラフトです。すっかり梅雨真っただ中になりましたが、今年の梅雨は例年に比べて雨が多いようです。外出される際はお天気を気にしつつ、傘をお忘れなくお過ごしください。さて、前回は「クラフトビールとお料理のペアリング」をテーマにお話ししました。ジメジメするこの時期は、さっぱりしたお料理が食べたくなります。そんなお料理には酸味のあるフルーツビールなどもおすすめです。さて、今回のテーマは「ビールの歴史」です。今週から全3回に渡りお話ししたいと思います。 ビールに関する最新の歴史研究を調べてみると、ビールは人類が作った最も古い飲み物の1つのようです。その起源は紀元前9500年頃の新石器時代まで遡り、当時の人々が土地を耕作する方法から偶発的に穀物が発酵したことがビールの夜明けとされています。ビールは発酵食品で当時は野生酵母によって自然発酵する可能性があるため、世界中で独自に開発されました。その後紀元前6000年前頃には壺から天然のストローでビールが飲まれていた証拠が発見され、その飲み方についても驚かされます。あえて現代でもストローでビールを飲むのも楽しいかもしれません。ちなみにそのストローはイネ科の葦(ヨシ)で作られたストローだったとのことです。 現在のように調合された醸造の歴史としては、紀元前4500年頃古代メソポタミア文明が始まりとされています。当時は気温が高いこの地域では生水が衛生的に問題があったことから、安全性と主食の麦から造れたビールは栄養価が高いことから非常に重宝されていました。紀元前3000年頃の古代エジプトではワインが王侯貴族の飲み物であった一方で、ビールは庶民にも楽しまれたと推測されています。いつの時代もビールは大衆の飲み物であることはとても嬉しく感じます。 その後中世ヨーロッパでは宗教的な理由から修道院でビール造りが盛んに行われていました。パンを崇拝していた人々にとって「ビールは液体のパン」と言われていたからです。以前にご紹介した神奈川県のサンクトガーレンは世界でもっとも古くにビール醸造が公式に認められたとされるスイスの修道院「ザンクトガレン修道院」から名前が由来しています。日頃飲んでいるビールが何千年も前から人々の生活の中心にあり、楽しまれてきた飲物だと思うと、その味わいが更に深く歴史と共に身に染みる気がします。 次回につづく…… 前回の記事「クラフトビールとお料理のペアリング」はこちらから 業務用クラフトビール専門店 MAYCRAFTはこちらから ...

クラフトビールとお料理のペアリング

こんにちは、メイクラフトです。今回のテーマは「クラフトビールとお料理のペアリング」です。関東地方は今週梅雨入りをしまして、雨模様の天気が多く朝晩と肌寒い日が続いていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。通りの向こうでは紫陽花が咲いていて、毎年この時期を迎えると季節の移ろいを感じ、日本は素晴らしい国だなと感じます。 前回は「海外のクラフトビールから受うる影響」についてお話ししました。先日とある勉強会でクラフトビールの今後について情報交換をした際に、“クラフトビールとお料理の組み合わせ”の話題で盛り上がりました。以前よりワイン×チーズのマリアージュや、日本酒×おつまみ、などの組み合わせがありましたが、クラフトビールでもお料理と合わせることで忘れがたい食体験を提供することができます。「マリアージュとは、お料理とお酒による化学反応で新たな味わいを創造する組み合わせを指し」、「ペリングはお料理とお酒のそれぞれの特徴を生かしつつ満足度を向上させる組み合わせを指す」、と考えています。 日本は食文化が豊かであることから、食中酒としてお酒を楽しむ傾向があり、どんなお料理にも合わせやすいお酒は多くありますが、味わい深いクラフトビールとお料理の組み合わせ次第では破壊力は抜群です。とあるラーメン屋さんでは、ゆず系のラーメンに合わせる形で、ゆずビールを提供されているようで、お話を聞いているだけで美味しそうなイメージが湧きます。焼肉とアンバーエール…ハンバーガーとIPA…餃子とピルスナーなども相性がよさそうです。一方で食後にショットバーなどでゆっくりとお酒を楽しむシーンにおいても、素敵なグラスに注がれたクラフトビールもまた違ったビールの楽しみ方の1つだと思います。ドライフルーツとクラフトビールの組み合わせも相性がいい物がありそうです。 以前に和食に合わせるビールをテーマに各ビールスタイルを集めて試飲会を実施したことがありました。結論から申し上げますと各ビールスタイルの中でも味の個性が細かく分かれていて、必ずしもこのお料理にはこのスタイルが合うという事が言えないことが分かりました。ただし相性のよいペアリングを見つけた時の感動は大きく忘れがたい体験になりました。ちなみにその際に試飲してみた組み合わせの中で印象的だったのが、お鮨×南信州のゴールデンエール、山口地ビールのゆずエールでした。お鮨のシャリに含まれている酢とゆずの相性、南信州ゴールデンエールのライトがお鮨に寄り添う感じで相乗効果を引き出していました。 お店自慢のお料理に合うクラフトビールを提供することで、そのお店だけでしか味わうことができない価値となり、お客様に満足いただけいるお手伝いができたらと思っています。これからもクラフトビールとお料理のペアリングの可能性を探りつつお伝えできればと思っています。 南信州 ゴールデンエール | 業務用クラフトビール専門店 メイクラフト (maycraft.beer) 山口地ビール 萩ゆずエール | 業務用クラフトビール専門店 メイクラフト (maycraft.beer) ...

海外のクラフトビールから受ける影響

こんにちはメイクラフトです。今回のテーマは「海外のクラフトビールから受ける影響」です。少しずつ梅雨が近づいてきて、お天気が変わりやすい日が続いています。ここ数年のコロナ禍による外出自粛を考えると、例年以上に季節の移ろいを感じる2022年です。 前回は「クラフトビールがもたらす健康とワクワク感」のお話しをしました。そんな矢先にワクワクするようなイベントに行ってきました。横田基地で開催された日米友好祭。毎年5月後半頃に行われるこの日米友好祭はコロナ禍による中止も続き、約3年ぶりの開催となりました。自衛隊や米軍機など約20機以上の戦闘機を間近でみることができ、日本にいながらアメリカを感じることができるイベントの1つです。横田基地内に入ると屋台も数十店舗出店されていて、さっそく販売されていたビールをチェックしてみました。缶を中心に一部ドラフトの生ビールも販売されていました。ふと気が付いたのが、アルコール類はほぼビールのみの販売でした。フードについては、ステーキ、メキシカン、チキン、ポテト、ピザ等、アメリカでよく食べられている大衆料理がほとんどでした。どれもビールとの相性は抜群で、お腹がいっぱいになる料理に圧倒されました。ビールは大堂のバドワイザーやミラーを中心に、一部アメリカのクラフトビールも販売されていて、多くの人がビールを片手に楽しんでいる様子が印象的でした。コロナ禍によってここ数年イベントが相次いで中止になってしまったことを思うと、屋外でビールを飲んで楽しんでいる人々を見ると、イベントが戻ってきた印象を受けて嬉しい気持ちになりました。 アメリカのクラフトビールは今では数多くの種類が日本に輸入されており、目にすることも多くなってきたかと思いますが、アメリカのクラフトビールの方向性が日本のクラフトビールに与えている影響も多くあると感じています。クラフトビールの魅力の1つに個性的な味わいがありますが、それを象徴するような凝ったボトル(瓶)や缶のデザインが増えたような印象を受けています。最近ではアメリカのクラフトビールも日本で買える機会も非常に多くなりましたが、どれも個性的なデザインに目を奪われます。可愛いボトルのデザインやお洒落な缶のデザインを飲みながら楽しめると一層感動が増すかもしれません。今後、味だけではなく、いつ・どこで・誰が・どのような想いでお酒を造ったか、そんなストーリーを聞きながら、お酒やお料理を楽しめることで、最高の飲食体験を作ることができるかもしれません。世界有数の食文化が豊かな日本とクラフトビールの融合が作り出す未来が、もう目の前にやってきているのかもしれません。 業務用クラフトビール専門店 MAYCRAFTはこちらから ...

クラフトビールと健康

こんにちはメイクラフトです。今回のテーマは「クラフトビールと健康」です。前回は「クラフトビールと風情」をテーマにしましたが、2022年も梅雨の時期が近づいています。ここ最近は過ごしやすい日々がつづいていますね。湿度50%前後。湿度は40%~60%までが快適に過ごせいる湿度のようです。朝晩は少し肌寒い日がありますので、体調を崩さないようにお過ごしください。 先日神奈川県は本厚木駅前にあるサンクトガーレンの直営店に行ってきました。サンクトガーレンは元祖地ビールといわれ地ビールの国内醸造の解禁前よりアメリカで醸造をして日本に逆輸入する形で地ビールをスタートしたと言われる老舗クラフトビールメーカーさんです。代表の岩本さんは以前にアメリカのサンフランシスコを訪れて、現地で飲んだゴールデンエールの味に魅了され、ビール造りを決意したとお聞きしたことがありました。普段お客様やメーカー様とお話をする際に、クラフトビールとの最初の出逢いをお聞きすることが多いのですが、その味わに驚かれた方が多い気がします。ビールにはこんなに多種多様で個性あふれる味が沢山あるだと思われ、クラフトビールの世界に魅了される人は少なくないと思います。世界中で愛されているビール…それは水と麦とホップと酵母+副原料などシンプルな原材料だけでビールを醸造することができ、かつ一年を通して醸造できる作り易さも世界で普及した理由かもしれません。 クラフトビールがお届けするワクワク、ドキドキする体験…。少し生物学的な側面から新しい体験が人間の体にもたらす影響についてお話しさせてください。先日ある文献で人間は年齢を重ねていくにつれて、行動が習慣化されていく傾向があり、その結果前頭葉が萎縮されと聞いたことがありました。確かに日頃の生活のなかであらゆる作業などを習慣化した方がストレスがなく楽だったりすると思います。しかし極端に習慣化された日常を過ごしていると、前頭葉が少しずつ鈍くなっていくようで、ストレスに影響を受けやすい体質になったり、認知症を発症させる要因の1つになっていると言われているようです。その前頭葉の活性化は、創造力・やる気や計画性などをもたらし、若々しく生きる秘訣であり脳の指令等と言われています。その前頭葉を活性化するための1つの方法として、ワクワク、ドキドキする体験が非常にいいようです。いつもと違ったお店に行き、いつもと違ったお料理を食べる。いつもと違った道で自宅に帰る。いつもと違った友達に会い会話をする。もしかしたらクラフトビールには今までに飲んだことのないお酒という側面で脳の健康に寄与する可能性もあるかもしれません。所説ありますが健康の方の適度のお酒はきっと体にいいと思います。 ワクワク・ドキドキするクラフトビールの1つにサンクトガーレンの季節限定ビールがあります。毎年暖かくなる時期からリリースされる、湘南ゴールド・パイナップルエール。どちらも今年も販売をスタートしています。ぜひワクワク・ドキドキする味わいをチェックしてみてください。 サンクトガーレン 湘南ゴールド | メイクラフト 業務用クラフトビール専門サイト (maycraft.beer) サンクトガーレン パイナップルエール | メイクラフト 業務用クラフトビール専門サイト (maycraft.beer) ...

クラフトビールと風情

クラフトビールと風情

こんにちはメイクラフトです。当社はワンウェイケグの製造を通じて全国ご当地のクラフトビールの普及促進事業を進めています。今年2022年のGWは制限のないゴールデンウィークとして過ごすことができ、存分に大型連休を楽しまれたお客様も多いのではないでしょうか。気兼ねなく外やお店でビールを楽しめる日々が少しずつ戻ってきたことを嬉しく思っています。 今週は打合せで北鎌倉に行ってきました。鎌倉と言えば風情漂う古都の魅力が満載ですが、この日も小雨が降っていましたが横須賀線の北鎌倉駅を降りると、風情のある景色が目の前に広がってきました。ここ鎌倉にもクラフトビールメーカーさんがあり、以前鎌倉ビールさんとご一緒にイベントに出させて頂いた日を懐かしく思っています。そんな北鎌倉で“和”を思わせる山椒のビールを飲みました(いわて蔵ビール産)。とっても風情ある写真が撮れました。クラフトビールと風情…そこにクラフトビールならではの魅力がある気がします。クラフトビールは個性的な味わいはもちろんですが、それを楽しむ場所の雰囲気によって、その魅力は何倍にもなると思います。ビールフェスで飲むビール、浜辺で飲むビール、緑に囲まれた公園で飲むビール、雨の日に飲むビール…。真夏にはのど越しが楽しめるピルスナーをガブガブ飲むのもいいですし、肌寒い季節はボディが重めのペールエールなどをゆっくり楽しむのも魅力です。クラフトビールには100種類以上のスタイルがあると言われ、自然豊かな日本の風土との相性はいいのかもしれません。飲むシーンを連想しながら最適なビールを探すのも楽しいかもしれませんね。最近では銭湯を出たら飲むビールや、キャンプ専用ビールなど、飲むシーンを想定して商品化されるクラフトビールも多く存在します。メイクラフトでは食に合わせるクラフトビールの研究も進めていて、ビールの料理のペアリングの可能性を広げていけたらと考えています。これまでに飲んで食べてよかったペアリングも、いずれご紹介できればと思っています。 この山椒エールのラベルも“和”テイストで非常に素敵なラベルですよね。どうやらブルワリーのスタッフさんが手書きで書かれたと以前にお聞きしました。現在この山椒エールは和食屋さんを中心にお取り扱いをいただいています。ピリッとした山椒の舌触りが特徴で、普段ビールをのまれないお客様からもご好評いただいます。仕事ではありましたが、北鎌倉から明月院に向かう通りを歩いていたら、都会の喧騒を忘れるような新緑の深い鎌倉の緑に囲まれて、歩きながら幸せな一時感じることができました。 いわて蔵ビール ジャパニーズハーブエール山椒 | メイクラフト 業務用クラフトビール専門サイト (maycraft.beer) ...